家族

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森から出て、街道らしき道を進む 森では狼や熊などが……まぁこの世界では魔獣と呼ばれる生き物が襲ってきたが、全て食った お陰で多少の知識と魔力が手に入った 人間の臭いが多くする方向へ進んでいくと、巨大な塀が見えてきた 比較的平穏な国であるアイン王国の王都らしい 王都近くの森に転生させてくれたのは神の配慮だろうな 塀に近づくと、門番らしき兵士が居た 「……旅人か?アイン王都に来た目的は?」 門番の質問に不自然にならないように答えるにはどうしたらいいか… ベルゼ「それなんだが、どうやら記憶が無くなっているようで……そこの森に倒れていた、その場に居ても仕方ないので歩いていたらここにたどり着いたんだ」 「そうなのか!?なにか身分を証明するものはなかったのか?ギルドカードとか……」 親身になってくれる門番 お人好しらしい ベルゼ「特に見つからなかった………荷物もないんだ」 「何か覚えていることは?」 ベルゼ「名前……名前はベルゼ・イレイスということくらいだな……一般常識もわからないらしい……ギルドカードとはなんだ?」 お人好しの門番は、面倒臭がることなく、俺の質問に答えてくれた 言葉は食った情報にあったが、文字はわからない………手っ取り早く誰か人間から知識を得よう お人好し門番からギルドのことを聞き、応援の言葉を受けながら無事に王都に入ることができた とりあえず………裏路地で浮浪者でも探して食い消すか
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