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この世界は昔一度人間の行いによって滅亡した。
「神に近づきすぎた人間は蝋でできた羽を折られた」
古代書と呼ばれる、まだ世界が滅亡する前にできた本の写しを見て、まさにこれの事だと皮肉る。
「総統が本を読むなんて珍しいwww」
「緋暮、聞こえよるぞwwwつか、お前、なんでこんな所に。」
緋暮は明後日の方を向きながらニコッと笑った。
「………仕事しようかwww総統www」
「…お前もなwww」
またこいつサボってんのかwww人の事を言えた柄でもないが、自由気周りないトウシマの大佐のやり方は別に嫌いではない。
「ハイネはどうしたん、一緒じゃないんか??」
「んっと……多分書類の前かなwww」
「お前、帰りにハイネに何か買って帰ってやりまいよ…」
「それどんな総統命令wwwそうだ!!ついでにお伝えしようと思って寄ったんだったwww…東側の動きがまた大きくなっているようですよwww」
「あぁ、そうみたいやな、つか、お前、トウシマとか東から離れた場所なのによく知ってんなwww」
そう言うと彼はふっと笑い
「戦闘は嫌いじゃないけどかったるいしね。」
その言葉にはどれだけの意味が含まれていたんだろうか。
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緋暮さんお借りしました。
もうね、お互い仕事しろ言わせたかっただけです。オチなどないwww
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