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「そいでだな、サセト。」
「ん??」
グリフォンを飛ばしながら会話する。
「お前、ナカベの大佐に会ってこい。」
「………はああぁ!!??お前何言っとん!?ちょとは考えてから物を言えよ!!同国ならともかく、なんで俺が敵国のそれも大佐に会い行かなきゃいけないんだよ!!そういうのは同じ大佐が行くべきだろ!!」
「緋暮はやることはやるが、やる気にさせるのが面倒だから…( ´・ω・`)」
「それこそ総統命令にしろよ!!嫌だかんな!!俺絶対嫌だかんな!!」
「まぁまぁ、そう言わんと…噂に聞くとナカベには草花の生い茂る土地があるらしいんや。それと魚の養殖。どうもそれを独自に推し勧めているのが『金鯱のマリア』と呼ばれる獣人らしいんよ。」
「それがナカベの大佐なんか」
「あぁ。もしかするとお前の言う伝説の魚を見つける、もしくは新種の魚の養殖、あと野菜なんかの食材の栽培方法なんかもこっちではしてない方法をしよるかもしれん。ウチの国でそういう関係で渡り合えそうなんは俺が知るかぎりお前しかおらんし。適役やと思って声かけたんやけど。行くよな。」
「……仕方ない。海を綺麗にするんじゃったらその方法を探らんわけにもいかんじゃろ。」
「そうこなくちゃなぁ!!ついでに『金鯱のマリア』がどんなやつだったか教えてくれwww」
「マリア言うくらいじゃけ、聖母的な感じなんじゃろうか。」
「どうも住人に色々と奉仕してるらしいぞ。」
「「…………まさに聖母かっ!!!!!!」」
そしてその後、金鯱のマリアに期待を大いに裏切られる二人である。
夕焼けが荒廃した街を照らしてオレンジ色に輝いていた。
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という訳で、サセトくんお借りしました!!サセトくんとクラは同い年で地方も似てるから昔から知ってそうだよねって話しになり、そうなりました(`・ω・´)
ノリがアホな男子のノリで申し訳ないwww
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