―王道世界は突然に!?―

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紫「じゃあまず、一つ気になってたこと。私、どんな風に死んだんですか?」 さっきからずーっと気になってたんだけど、「寝てる間に死んだ」という情報しかまだないわけですからねwww 神「あー…その…直接見てもらった方が早いか。ちょっとグロいけどいいかな」 紫「どーぞどーぞwwww」 別にグロいのは嫌いではない。 神が空中になにやら画面のようなものを出して何かブツブツ呟くと、画面に寝ている自分の姿が映った。 布団剥いでやがるwwww寝相わりぃなwwww そして一分くらい経った後、突然ゴゴゴゴゴゴゴゴという低い音が響いてきた。 窓を開けっ放しで寝ていたので、残業帰りの人だろうか、外で歩いている人たちの戸惑いの声がかすかに聞こえた。 「なにか落ちてくるぞ!」 「隕石だ!もしくはUFOだ!」 「いや、巨大ハンバーグだりょwwwウィックwwww」 訂正、ただの酔っぱらいでした。 そして音も戸惑いの声もどんどん大きくなり、一瞬の後― ドガァァァァァァァァァァン! そこには下がべっちょりと赤くなった巨大ポップコーンによって下敷きにされた私の姿があった。 紫「ってちょっと待てちょっと待て!なんなんだよこの巨大ポップコーン!」 神「あはは…書類が破れてしまった時、その書類の人物が死んでしまうって話はしたよね?「死ぬ」という事実が与えられるだけで、要因はなんでもいいんだ… コロが書類に飛びかかった時に偶然下に落ちたポップコーン。それが 偶然君の家に落ちて、 偶然熟睡している君の所に落ちて、 そしてまた偶然ポップコーンはそこで止まって他の人には誰にも被害を与えなかったという無茶苦茶な要因にもなるよ…」 紫「あ、そう…まぁ、別にいいか。最後まで面白い死に方なら本望だわ」 神「落ちたポップコーンは今研究施設に回されてるらしいね。宇宙から飛来した謎の食物、宇宙に他の知的生命体が!?とか話題になってるよ」 紫「mjkwwwてかそれでいいのかよwww」 神「まぁ落としたのは別になんの変哲もないポップコーンだし、問題はないんじゃないかな。ただ巨大なだけで。」 紫「そこが問題なんだよwwwwwww」
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