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「ねぇねぇ。ちょっとさ。思ってたんだけど、苗字に君付けってなんか、堅くない??…だからさ?きーちゃんって呼んでもいい?」
田辺君が突然入ってきた。
…うっ。こいつなぜ可愛い。下から覗き込むな…!
「あ、それいいね。じゃあ、僕は季衣千君って呼んでいいかな?」
…うっ。なんだこの子ら可愛いぞ。萌える。鼻血でてまう。
「全然いいよ。俺は大地と理久で呼び捨てでいいかな?」
少し真似してみる。反応どうかな…wkwk
そしたら二人はひたすらに首を縦に振ってた。
どうだったんだろうか。やっぱり可愛い系がやらなきゃダメだなこれは。
ゴキッ
…なんか首が凄い痛かったんだけど。
俺の後ろにいた犯人を少し睨みながら振り返る。
「…悠希。」
んーと。これは呼び捨てで呼べってことかな…?
でもね。ちゃんと言おうよ。ってことで
「悠希さん?」
「…(一人だけさん付けってのも少し優越感だな)…おう。」
あれま。いいのかい。この人はよくわからんのぉ。
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