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「お前さ・・自分で話しかけてきたのに黙るのかよ」
「はっ!・・・すいません。あー、そうだ。なんで転入生の迎えそれぞれなんでしょうか」
「あー・・それはな、もう一人の転入生が理事長の甥でよ」
そこまで王道だともうね!!言葉に言い表せないほどね!!
「しかも、理事長がその甥を溺愛しててさ・・二人の時間を作りたいとか言って時間ずらしてもう一人・・お前を先に連れて来いってさ」
「なるほど・・あ、ありがとうござます」
ふむふむ。そういうことか。
つまり・・副会長が連れてきた甥を見てなんやかんやあってキスされたのに気付いて、お仕置きと称したアーッってことだな。よくわかった。
もう一つわかったけど、この美形さんは根がいい人なんだな・・めっちゃ説明丁寧だった・・
ま、もう近づかないし話したりしないだろうけど
「おい。」
「・・・・はい?」
「ここ理事長室。」
わぁお!!いつの間に!!
「・・失礼します。転入生を連れてきました」
「入ってくれ」
ガチャッ
わぁお(二度目)そこにもまた美形さんがいらっしゃいましたまる
その隣に立ってるのは秘書的な人かな??うん。萌えた
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