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またかよ、と思う余裕があったのは、ほんの数秒だった。
思い切り上から圧しかかられ、がっちり体を組し抱かれた。
小学生のガキを放り投げるのは容易いが、相手が高校生となると簡単には行かない。
それに、裕太がでかくなったのは紛れもない事実だった。
ガキの成長恐るべし。
なんて考えている間に、俺は完全に押さえ込まれた。
「わわっ!
裕太くん、乱暴しないでください。」
冗談めかして言ってみたが、効果は無かった。
あの可愛らしい裕太の目が、今は獲物を狩るハンターの如く光っている。
俺はびびった。
「裕太!マジ放せ…。」
しかし、俺の抗議の声は途中で消える。
裕太に唇で口を塞がれ、息が詰まった。
もがいて空気を取り込もうとした途端、舌が突っ込まれる。
テクも何もなく、ただ滅茶苦茶に口の中を舐められる。
更に、まずい事が起きた。
裕太が俺の片腕を離し、解放されると思いきや、その手がいきなり俺の下腹部を触ったのだ。
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