18.

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いや、はっきり言って、そんな生易しいものじゃなかった。 俺の局部を、がっつり掴まれてしまった。 『痛えーっ!』 俺は声を上げたが、口は塞がれたままだ。 俺は自由になった手で裕太の腕を掴み、アソコから離そうとしたが、益々握り込まれて目の前にチカチカと光が舞う。 俺が失神しそうになって漸く、それに気付いた裕太が手を離した。 「ヒデくん、ごめん! 俺、夢中になっちゃって…。」 「…。」 俺は悶絶中で、返事など出来る訳がない。 股間を押さえて床に丸まり、痛みが引くまでじっと耐える。 裕太はおろおろと俺の背中を擦っている。 それには何の効果もないが、反省しているのが分かり、俺は痛みが引くのと同時に顔を上げた。 「…バカ野郎。 死ぬかと思った…。」 「本当にごめん。」 俺は大きく息を吐き、ごろりと床に仰向けになって言った。 「こんなの、暴行と同じだぞ。」 「す、すみませんでした!」 裕太が必死に頭を下げる。 少し余裕を取り戻した俺は、溜め息混じりに尋ねた。
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