18.

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すると、裕太が再び熱を帯びた瞳を向けて言った。 「本当は、そんな事どうでもいいんだ! 俺はヒデくんが好きで、ヒデくんとエッチしたい! ヒデくんは男だから俺の初めての人になるけど、絶対に後悔しない。」 真っ直ぐ見つめて来る裕太に、俺は尻込みしてしまった。 正直過ぎて、返す言葉がない。 でも、想いを受け入れられるような器用さも、俺にはなかった。 「裕太、俺はマシオ以外の男とエッチするなんて無理だ。」 「そんなの俺と一緒で、やってみなきゃ分かんないじゃん。」 「俺は分かるんだよ。 性別超えるほど好きだから、マシオとセックスするんだ。 こんな事、誰とでもって訳にはいかないんだよ。」 裕太が顔を歪める。 泣くかと思ったが、そうじゃなかった。 果敢にも、裕太は年上の俺相手に言葉で挑んで来た。 「俺とのエッチの方が、イケメンより気持ち良いかもしれないじゃん。」 「いいや。本気で抱きたい相手だから気持ち良いんだよ。 そうじゃなきゃ、オナニーの方がよっぽど気持ち良い。」 「じゃ、イケメンは置いといて、オナニーより俺とのエッチの方が良いかもしれないよ?」 「だからって、おまえとやるのはおかしいだろ。 おまえは俺に、そんな気持ちで抱かれたいのか?」
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