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「まあ、怖くはないの?」 「怖いもんですか。手懐けた時はそりゃあ快感だ」 艶っぽい視線。 食事という原始的な行為と相まって 僕の欲望を痛いほど刺激する。 「エサは何を?」 「なんです?」 「馬のエサ」 好奇心旺盛なお嬢さん。 僕に与えるエサが知りたいってさ、お兄様――。
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