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「ああ、あまり与えません」 「そうなの?」 「甘やかすとつけあがる」 「厳しいのね」 サディスティックな答えに お嬢さんが眉をしかめた瞬間を狙って。 「だけど時々、大きなニンジンを食べさせてやる」 意味深にも セクシーなウイスパーボイスで囁くと。 悪魔め――滅多に見せない満面の笑みを浮かべた。
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