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お嬢さんはもちろんノリ気。 征司もまんざらでない笑みを浮かべたりして。 「夜の裏庭は暗いから、気をつけないと迷子になる」 「でも征司さんがエスコートして下されば安心だわ」 結果。 運ばれてきた僕のケーキは 「坊ちゃまっ……!」 煮えたぎる嫉妬で 何度もフォークを突き立て 見るも無残な状態になる。
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