2人が本棚に入れています
本棚に追加
/20ページ
「さっきの…。」
ネ「はっ?」
「歌声…あんた?」
言葉遣いが気に食わなかったのか、眉間に寄っていた皺が余計に深くなってしまった。
ネ「下手…とでも?」
なにも言ってないし、むしろ…。
「綺麗な歌声だったから…。」
ネ「はぁ?」
素直に思った感想を告げれば更に眉間に皺を寄せて私を睨む。
「つうか…あんた中学生じゃん。補導されんじゃないの?」
自分でも驚くくらい会ったばかりの他人の心配をするなんて思わなかった。
最初のコメントを投稿しよう!