第1章

11/26
前へ
/26ページ
次へ
生きてるー!! なぜかはわからないけど、生きているということを実感して嬉しかった。 「私もしかして瞬間移動しちゃった!?」 「ぉぃ」 「さっきまであそこに居たのに今はここに!」 興奮ぎみに先ほどまで自分が立っていた場所を指さしてからその指を今いる場所に向ける。 知らなかった、私に超能力があったなんて!! 「おぃ、聞こえてんだろ」 ん?なんか男の人の声が聞こえたような……。 キョロキョロと辺りを見回してみても私に声をかけてる人は見当たらない。 そら耳?? そう思ったとき、ツンツンと肩をつつかれた。
/26ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加