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え?
下の……ヤツ??
私はプリンさんが指さしている自分の下に視線を落とした。
「ほえぇー!!」
自分でも変だと思う奇声をあげながら急いで立ち上がる。
えぇ、私誰か下に敷いちゃってたの!?
くるっと反転して自分がいた場所を見た。
「うっせぇ、人を下敷きにして何が超能力だよ」
プリンさんのお連れさんも立ち上がって服に付いた汚れを払いながらなにやらぶつぶつ言いっているけど全く聞こえない。
プリンさんも立ち上がり、手の届かない背中を払ってあげてる。
女の子下敷きにしちゃった!?
私が下敷きにしちゃってた人は、中性的な顔立ちでダークブラウンの瞳に闇よりも暗い漆黒の髪をした可愛らしい女の子だった。
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