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その瞬間プリンさんと雪ちゃんが目を見開いて固まった。
ぇ、何か変なこと言ったかな？
もしかして名前間違っちゃったとか！？
でもさっきプリンさんが雪って言ってたし間違ってない……はず、うん。
「…………っ、ふふ」
「…………」
妙な沈黙を破ったのは肩を小刻みに揺らし口元へ手を当てて必死に笑いを押し殺そうとするプリンさんだった。
その横で雪ちゃんがプリンさんを睨み付けている。
プリンさーん、笑い押さえきれてないですよー。
吹き出し後は声は出ていないものの、肩の揺れが半端ないプリンさんは誰の目にも笑っている風にしか見えないだろう。
「おい、雪ちゃんってなんだ！」
笑い続けるプリンさんに気を取られているとそんな男の人の声が耳に届いた。
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