秘書のプライベート

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由理ちゃんが首を傾げて、 「なんだか怖いですね」 小杉さんがいなくってよかったわ。 また茶化させるところだった。 そうだ、妊娠のことまた聞くの忘れてしまった。 午後____ アッキーがお花が咲いたみたいに明るい顔で帰ってきた。 「今回の革の染色が気にいってくれたから、これでいけるって! バックの開け口は金曜日までいいって」 小杉さん、ご苦労様です。 たっぷりと汗をかいている小杉さんに、見積書をばさっとあげた。
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