第1章 日陰の自分。

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あたし、二宮 太陽は、名前に似合わなく、影的存在です。 ・・・・昼休みの、誰もいない図書室はやっぱり静かでいい。 中学3年間図書委員で、高校でもなれてよかったわ・・・。 教室だと男子がうるさいし。 ここはいわゆるあたしの聖域・・・・・・・・「日向くーん!!」 甲高い、キャピキャピとした声が廊下に響いていた。 ったく、あたしの読書の邪魔しないでよ・・・。 まぁ、どうせアレなんだろうけど。。。
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