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「気持ち、いい…気持ちいい…よ、高臣くん……」
俺も…、
気持ちいいよ、父さん。
こんなに気持ちいいのは初めてだ。
「あっ、あんっ、あんっ、高臣くん、も…う、あんっ!いき…そう…だ…」
もうイ ッちゃうの?父さん。
でも、俺も、結構限界かも…
迫り来る射 精感の中、父さんが呼ぶ高臣さんの名は全て俺の名に変換されていた。
父さんが何度も何度も俺の名を呼ぶ。
聞いたこともない甘ったるい声で気持ちいいと言い、絶え間なく喘 ぐ。
実際は高臣さんの名を呼び、高臣さんので喘 いでいるのだが、今の俺には父さんとしているのは完全に俺だった。
「あっ、ハァッ!いくっ!イ クよっ!高臣くんっ!」
ヤバイっ!
俺も、イ クっ!
イ ッちゃうよ!
父さん!!
「うっ!…あ、はぁ…はぁ…」
自分の手に解き放たれた熱い欲 望の感触で、俺は初めて自分の呼吸が荒くなっていたのに気付いた。
ドアから耳を離し、自分の下 腹部に視線を落とす。
手にはベッタリとそれがまとわりついていた。
ふと視線を壁に向ける。
パンツから取りだし、懸命に腰を振っていたその先の壁には、俺から飛び散った白い体 液がゆっくりと垂れていた。
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