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「少しだけ脚を開いて貰えますか?」
カチャカチャとベルトを外す音がしたかと思うと、何か熱いモ ノが尻に触れた。
こ、これは、もしや碧の碧くんではなかろーか。
脚を閉じ、一生懸命入り口を発見されないようにケツ筋に全パワーを注ぐ。
「ヤダ!」
んなことしたら、受け入れ態勢万全になるだろーが!
「そんなこと言わずに俺の言うこと聞いて下さい」
逃げ出そうとした俺を抱く腕に力を込めて、碧はまた耳元で囁いた。
「イヤだって言ってんだろ!何しようとしてるか解ってんのに言うことなんかきけるか!」
おまえの言うことなんか聞いたら最期、俺の神聖なる部分が汚されるだろーが!
「大丈夫ですから」
「こんな硬 くなってるモン人のケツに押し付けながら、よく大丈夫だとか言えるな!?」
もうさ、さっきから半端ねーんだよ、擦りつけが!
ていうか、もうそのままそこで出してくれよ!
そうすれば被害が最小限で済むんだから。
「駄々こねないで早く脚開いて下さい。じゃないと、本当に無理矢理突っ込んで力任せに腰 振りますよ?それぐらい限界なんです」
ま、マジか。
無理矢理とか力任せとか俺が一番恐れている事態じゃねーか。
それは困る!
つーか、もうこの状態って逃げようがないという…。
ここはもう覚悟を決めるしかねーのか?
限界つーなら、2、3回で発 射するかもしんねーし、それなら色んな意味での俺的ダメージも少ないかもしんねー。
ああ、もう駄目だ、俺。
ヤ る前提の考えになってきてる。
そんな葛藤が頭ん中で繰り広げられているとも知らずに、ふと碧くんが俺の尻の割れ目に無理矢理潜り込んで来ようとした。
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