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「あなたがそのつもりなら……あなたに見向きもしないほど……僕が彼女を夢中にさせてみせます」 挑発に継ぐ挑発。 「へえ――おまえが俺より魅力的だって?」 一瞬の沈黙の後。 「アアンッ……!」 「こいつで貫かれて、女みたいな声上げてるおまえがか?」 いっそう激しく突き立てられ 罵られた僕は――。 「締め付けやがって……このマゾが」 「やっ……言わないでっ……!」 一番知られたくない恥部なのに 身体を重ねるごと 愛しい相手に知らしめてしまう。
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