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「おっと、手元が狂った」 「ご冗談!足で蹴ったじゃないですか……!」 バスタブの湯が人肌程度の温度だったのが せめてもの救いだ。 「俺が?」 「他に誰が!」 「俺がねえ」 天性のサディストめ。 身を屈め、心底嬉しそうにずぶ濡れの僕を笑う。
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