3人が本棚に入れています
本棚に追加
そして二人は出会った
ーーー生徒指導部・部室前ーーー
朝野
「生徒…………指導部?『部』???」
神保
「今日からお前の部室だよ」
朝野
「…………あ?いや、まてまて!」
神保
「おーい、高天ヶ原!はいっぞー」ガラガラ
朝野
「聞けよ…………」
仕方なく後に続くと、心地よい風が優しくほほを撫でた。
一般的な教室より少し狭い室内はロッカーや本棚といった収納スペースに、テレビやデスクトップのパソコン、さらには冷蔵庫などの家電がある。
室内中央に鎮座する円卓の一角、そこには一人の少女が座っていた。
少女は入室者に気づくと、顔をあげる。
黒髪の少女
「…………ん?ち○ぽ先生、どうかしましたか?」
ち○ぽ……違った。神保
「うおおおおおおおいっ!!!!何凄まじいウルトラミスしてくれんだっ!?神保だ、じ・ん・ぼ!!」
黒髪の変態女
「ぢ・ん・ぼ?」
神保
「イントネーションとかアクセントがおかしい!あと、『ち』に濁点つけるんじゃねーよ!!」
黒髪の痴女
「失礼、今やっているルートのヒロインが、丁度股開いて『ピーピーピイイイイイイイ!!!』と言っていたので。混ざってしまいました」
神保
「お前学校でなんてもんやってんだよ」
変態痴女
「エロゲーですが、何か?」キリッ
神保
「……………………」天を仰ぐ
朝野
「……………………」ソローリ
神保
「待てコラ朝野!どこ行くんだ戻ってこい」
朝野
「……………………はぁ、帰りたい」
最初のコメントを投稿しよう!