テケトーな感想文

3/16
6人が本棚に入れています
本棚に追加
/16ページ
 気分屋さんのお話  ある日の事、みんなさん気分ってありますよね?  今日は気分が良い。  なんかイライラする。  やる気出ない。  憂鬱だな。  どっかに出掛けたい。  これは、思ってても言える人と言えない人がいる。  例えば友人だったり、上司部下だったり、取引先だったり~個々によりバラバラ。  でも、お構い無しに言う人も居る。 、職場の取引先に原因不明でイライラするお偉い様がいます。  それは起爆スイッチが不明な爆弾をお持ちの方で、些細な事で爆発する場合が多々ある。  機嫌が良い時はなんでもない。至って平穏、寧ろ、気分良いなら先方から商談を貰えたりする。  でも、何がそーなるかな? ご自身に嫌な事があったのかな?  ――取り敢えず爆発します(笑)  多少は、こちらにも非はあったので仕方ないのですが、よくよく話を聞けば、周りの九割強の人が「なんで?」と思う内容なのですが……  この方は、爆発すれば見境無し。  謝りに行けば、倍返しで済まない程の怒鳴りと罵声でわたしを威圧で殺し、謝罪の言葉すら拒絶されます。  さて問題です。謝りに行って、切れられたら、どーしましょう。  まあ、時間を置くしかないので、現状維持選択。で、それから数日後に、突如来店したその方。  ……来ました。あれだけの怒鳴り狂い、罵声でズタズタにさせて……それでも機会をくれたのでしょう。  多分、“気分”に変化があったのが正解かな。  謝りに行った時と同じ想いで頭を下げて謝罪すれば、爽やかな風が吹くほどにあっさりと終わる。  で、こんな事が、この方は年に何度かあるのは……なんだろう。  気分とは恐ろしいですよ(笑) でも、不思議な構図は、やはりそれでも会社に利益が生まれるからこそ、忍耐しなければならないのが社会なんですね。  いや、この方が特殊な気がします。
/16ページ

最初のコメントを投稿しよう!