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出席番号 1番 赤城玲から 自己紹介が始まり 4番 尾崎尚哉の番に回って来た。
「西ヶ原中から来た 尾崎尚哉です。」
『あいつが尾崎尚哉?』
『手が付けられない位の 悪で有名な人だよ。』
教室は どよめき ざわついたが 尚哉は 陰口は慣れているので 知らん顔して 座った。
ホームルームも終わり 教室を出ると
「おい!こら!そこの不良!」
と言われ 振り向くと 幼なじみで いつも行動を共にし 尚哉に 引けを取らない位 不良で名かみ通った 山崎裕也が 笑顔で声を掛けて来た。
「裕也 気安く声を掛けんなよ。俺まで 不良と思われるだろ。」
「アハハハ! 十分 不良ですから。」
「俺は ただリストに載ってるだけですから。」
「それを 不良と呼ぶんですよ。」
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