LOVE 1

5/6
前へ
/8ページ
次へ
はるくんがブレーキを握ると、キキーッという大きな音がした。 「セー…フ?」 まだ校門は新入生で賑わっている。 「あっ、あそこにクラス表あるみたい!」 特に人が多い一帯を指さした。 *+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+* 「…あ、俺A組だな」 「えっ、待って待って!」 A組から順番に名前を辿っていく。 ない。……次は、B組。 B組もない……C組は? 「雪野美緒……雪野美、」 自分の名前を連呼しながら探していくと、 「 えっ…? 」 伊澄景斗。 その名前を、見つけてしまった。
/8ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加