月の人
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彩子と私は授業が終わると、しばらく待った。 また道中にあの男がいるかとおもったからだ。 「もうそろそろ行こうか」 「ごめんね?」 彩子は手を合わせ可愛く謝る。 「いーのいーの!彩子のボディーガードなんだから!」 「あいー!マジ感謝!」 私達は外へでた。あたりは暗く、月がでていた。 「ねーあい」 「なぁに?」 「月の人って…何だろうね」 彩子は月を見ながら言った。
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