月の人

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確かに顔はキリッとした金髪の男。身長は180センチくらいか?結構大きい。赤のチェックシャツに白のインナー、カーキのパンツ姿。確かに女が寄ってきそうな感じだ。 でも、私も負けてられない。 私は彩子の前に立ちはだかった。 「何の御用でしょうか?」 「あいー…」 彩子を泣かすやつは許さない!たとえ男だろうが! 「やっと見つけた!やっと!彩子!」 男は私達を見て、そういった。 私は剣道をしていた身。傘ならある。いざとなったら、私がこの男をなんとかして、彩子を逃がすんだ!
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