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「彩子は私ですけど…」
彩子が真っ赤な顔をしながら答える。彩子がまるで恋をしたかのように声が違ってる風に聞こえた。
「えっ…じゃああなたは…?」
男は私に聞いた。
「私は彩子の友達の相沢といいます」
「あちゃー!俺ってば顔はわかるのに名前知らなかったからー…すみません!」
男は私を見て言った。私は構えた傘を下ろす。どうやら人違いのようだ。
「人違いのようですね」
「いや、人違いではない。俺は、貴女を迎えに来たのです」
男は手を差し伸べる。
「あい…この人の探し人ってまさか…」
彩子が真っ赤な顔で私の方へ向く。一体どうしたのだろう
それよりも探し人って…
男「そうです!貴女を迎えに来たのです!」
え?それは?つまり???
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