戸惑い

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人だかりがあるが、中心部はみえなかった。 そろそろ午後の授業が始まる。 私達は、人だかりの方を避けて教室に向かった。 また姫様とかいわれたらたまったもんじゃない! 教室にはいるなり、歩美がくる。 「ねーねー、昨日、彩子を探してたひと、またきてるよー?彩子も罪な女だねー」 歩美は何も知らないのか。 ということは昨日の男が何も言ってないのだろう。 「でもね、探してるのは私じゃなかったんだよ」 私はドキッとした 「じゃあだーれー?」 歩美は納得してないようだ。 「知らないよ」 私は彩子に感謝した。
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