平和な日々

7/10
前へ
/592ページ
次へ
歩美は私の方を向いた。 「あいは声かけられた?」 「私は知らないの」 「かわいそうやなぃ?」 彩子はそう言って笑う。笑う顔は可愛いのになんだか複雑。 「やかましい!私には声かけたくないんだろうさ!」 そんなたわいもない話をしていた。 そうしていると授業が始まり、私達は授業を受けた。 変質者の話なんて、私達の年代ではそんなに気にしない。 通常どおりに日常が進む。
/592ページ

最初のコメントを投稿しよう!

27人が本棚に入れています
本棚に追加