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「あーあ、結局先輩に受け取って貰えなかったわね。」
「本当よね。折角、丹代結季に作らせたっていうのにね。」
(っ!?)
「そう、あんなに注文したのに、冷静な顔で承諾してさ。正直、怖かったもの。」
「中畑小海といつも一緒にいて、怖いんだよね。」
「分かる。笑ったところなんか見たことないもん。いつも真顔で話してるし。」
「笑うというか、他の表情も見たことないよ?本当にありえない。」
「本当。でも、あの子に頼まないと作れないしね。」
「なんであの子あんなに上手いのよ!悔しい!」
「何言ってんのよ。あんな子なんかに先輩が相手にするわけないじゃない。私たちの方が相応しいにきまってるじゃない。」
「そうよね。ていうか、これどうする?いうも通りにする?」
「だって、これいる?」
「いらないよ。受け取って貰えなかったらゴミじゃない。」
「ははっ。あの子のは、ただ先輩をおびき出す餌として使ってるだけでしょ?」
「そうそう、それに私たちも何かしてあげてるんだし、あの子にとっては随分いい思いしてるだろうね。」
「そう思うと、なんかむかつく。何をしても反応薄いし、上から目線ポイのがね。」
「こっちも、とことん利用してやればいいんだよ。」
「「あははははっ!!」」
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