22人が本棚に入れています
本棚に追加
私は、迷わず受け入れた。
そのおかげで、彼氏ができたと報告してきた人がいた。
しかし、嘘はすぐにばれるもので、菓子を作っていたのが自分ではないと知り、別れを告げられたと言って、私を責めたてる人もいた。
そんなのは私には関係のないことであって、嘘をついていた人が悪いのだ。
それは、高校一年の時の話なので、もう終わった話だ。
今でも頼まれるのだが、ばれないようにうまくやっているようだ。
しかし、高砂先輩はなかなか受け取ってもらえないらしく、その菓子をほかの女子が捨てていると小海に聞いたけど、何とも思わないのだ。
私的に、悲しい人だなと思うぐらい。
そして言われたのが、自分の言うものを作ってきてくれたら受け取ってあげる、とか言われたらしい。
それは次第に、難しいものへと変化してきている。
だから、向こうはその人が作っていないことがばれていると思う。
いつからばれているのかは知らないけど、ばれているからこその挑戦だと受け取っている。
でも、さすがに無理がある。
なので、うまく言い訳をあげたので、どう出るのか楽しみだ。
そこで私が怒られても、文句を言われる筋合いはない。
作ってあげているのは、私であって向こうではない。
最初のコメントを投稿しよう!