第1章

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そういえば目元が似ている 愛莉と一緒で色白で背も小さい そして可愛い 愛莉のお姉さん 坂野真琴(まこと)さん 「はじめまして!本郷夏香です!」 真琴さんはにっこりと笑った 「いま準備するから少し待っててね」 そう言ってお姉さんが準備をはじめた 「座って待ってよ?」 「愛莉。これから私はどうなるの?」 「まぁまぁ。そう緊張しなさんなって。ここはうちの親戚がやってる美容院なの。定員皆身内。で、お姉ちゃんは二年前に美容師になったの!今日はまずなつの髪型を変身させちゃおうってわけ!」 「え・・・今日持ち合わせのんなないよ・・」 「お金はいいの!お姉ちゃんの練習台ってことでタダでやってもらうから!」 「練習台・・・。ってかそれは悪いよ!」 「いいのいいの!」 そんなやり取りをしていたら 「夏香ちゃん。準備ができますた。そうぞこちらへ」 展開早すぎてついていけない・・・ 髪型どうすればいいの!? 私は頭をフル回転させながら指定された椅子へと腰を下ろした 「今日は愛莉から色々指定されてるんだけど、それでいいかな?」 「愛莉から指定?」 「うん。夏香ちゃんを今以上に可愛く変身させてくれって頼まれたの」 「はぁ・・・」 ちらりと愛莉の方を見るとグッジョブb!ってやっていた 「じゃあお願いします。でもタダで本当にいいんですか?」 「いいのよ。私も練習ができてありがたいし。では、はじめますね」 どうなるんだろ? 髪型とか考えたことがなかった 今の髪だって中学で部活を引退してから今までただ伸ばしてただけだもん でも楽しみだな 愛莉が考えてくれた髪型ならきっとよくなるはず! 「どんは風にするんですか?」と お姉さんに尋ねたが 「秘密~」 って教えてくれなかった そゆぅ小悪魔な感じ姉妹揃って同じかよ! 髪をお湯だけで洗った後、パーマ液みたいなのを塗られた しばらく置いてまた流してまた液を塗る 今度はカラーだ 髪染めるのはじめて・・・・ 私に似合うのかな 置き時間で待ってる間、愛莉が私のところへやってきた
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