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「びっくりした?」
「しましたとも!ビックリがいっぱい!しかも親戚の人が美容院やってるなんて。愛莉の髪もいつもここで?」
「そうだよ。」
「なるほど」
「なつ。可愛くなろうね☆」
「変われるかな・・・」
「大丈夫!今日から新しい夏香の誕生よ!」
「なんじゃそ(笑)」
ふふふって笑って愛莉はさっき座っていたソファーに戻った
20分ほど経っただろうか
真琴さんが
「おまたせしました。シャンプー台の方にどうぞ」
「はい」
シャンプーで洗って乾かした
そしてカット
やっとここまで伸びたのに・・・
長さは耳の下辺りまで短くなった
これ最後まで見てたら楽しみがなくなるかな?
私はそう思って手渡された雑誌を読むことにした
「夏香ちゃん。お疲れ様でした」
いつの間にか雑誌に夢中になっていたので声をかけられてびっくりした
「わ・・・・」
鏡をみて思わずそう声が出てしまった
栗色でサラサラとしたストレートヘア
これが私・・・?
じーっと鏡の中の自分を見ていたら
「お姉ちゃんさすが!なつ!すっごく可愛い!!!」
「そっそお・・?かなぁ」
「うん!やっぱり素材がいいからいじったら良くなった!」
「夏香ちゃん。どお?気に入ってくれた?」
「はい!すっごく!私くせ毛だからストレートに憧れてたんです!前髪がまっすぐになるだけでこんなにも印象が変わるんですね」
「それはよかった!夏香ちゃんすっごくかわいいよ」
「ありがとうございます(照)」
「なつ。お疲れ様カフェで休もっか?」
「うん」
私たちは真琴さんにお礼を言って店を後にした
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