今時な昔話の件

6/6
前へ
/839ページ
次へ
そして十五夜の夜… かぐや姫の言った通り 月から迎えの使者がやってきました。 「竹取の翁よ…娘を迎えに来た… 娘を渡してもらおうか…」 「この娘はわしらの大事な娘じゃ! お前達には絶対に渡さん! ゆくぞ!婆さん!帝!」 「翁よ!承知した!」 「チョベリ婆っ!」 「ぐっ!何だこれは…翁と帝はともかく… あの婆さんの戦闘力が上がっていく… 10万…20万…せ、戦闘力53万だとぉ!? た、退散だ!ぐ、ぐわぁー!?」 「婆さん、スーパーサイ○人だったのね! あたしリスペクトなうだわ!」 「チョベリ婆!!」 こうしてかぐや姫は 爺さん達の活躍もあり 月へ帰らずに済み末長く幸せに 暮らしたそうな… めでたしめでたし… 「こ、こんな事が昔の日本には あったのね…素晴らしいわ!」 「なっ!?お嬢様…?」
/839ページ

最初のコメントを投稿しよう!

15人が本棚に入れています
本棚に追加