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「まずはシャワーを浴びましょう。 基本的なサービスと道具の使い方はその都度教えますから。」 キョロキョロと部屋の中を見回す私を他所に、ジョーは早速Yシャツのボタンに手を掛ける。 躊躇もなく服を脱ぎだした彼を見て、これから始まる行為が完全なる“仕事”である事を改めて知らしめられたような気がした。 ジョーに倣い衣服を脱ぎ去った私。 ここまでは躊躇せずとも、下着を脱ぐとなればわずかに恥じらいがある。 「紅愛さん、全部脱いで下さい。 僕相手に恥ずかしがってちゃ、これからお仕事なんてできませんよ?」 恥ずかしがり体を縮める私。 しかしジョーは、何のためらいもなく自分のヌードを私の前で露わにした。
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