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ジョーは気まずそうに額を掻いた。 彼の見た目は可愛らしく、まじまじと顔を見ればまだあどけない幼さも感じられる。 見た所、私より2つ3つ下だと思ったけど・・・。 「ハタチ・・・。」 「え・・・!?20歳・・・?」 驚いた。 彼は私よりも6つ年下の20歳。 想像していた年齢よりもうんと若いという事実に、正直私は驚きを隠せなかった。 ―――私・・・、こんな若い子に自分の体を晒したんだ・・・。 ジョーから講習を受けた私。 彼は講習の間ずっと堂々としていて、20歳という若さからは想像できない程人生経験が豊富に思えた。 風俗店で働く事ができるようになったのはわずか2年前。 だけど彼の講習は、“SM”をそこそこ知り尽くしているような振る舞いで・・・。
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