第1夜

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望月夜空side 「ムムッ何か嫌な予感がするであります」 春の日差しがぽかぽか入ってくる教室の窓際一番後ろの席に集まって昼食を摂ってると俺の親衛隊長兼親友の 鳥羽結真(トバユウマ)が手作り弁当をもしゃもしゃ食べながら呟く。 「んー何か言った?結真」 「主っそうだ明日休みましょう」 ちなみに俺の名前は望月夜空 (モチヅキヨゾラ) 主って呼ぶのは学校だけで理由は、俺が親衛対象だから区別してるらしい。 よく分かんないけど(笑) 「ハハッウケる(笑)」 って適当に結真に返しながらお弁当を食べる。 その時の俺は忘れてたんだ。俺の親友は有言実行の男だったことを
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