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「へー、すごいじゃん」
「中々いいってことだな」
「期待通りだ」
という風におかしなものだった。これはどういうことなのか、夢としか思えなかった。とりあえず主催者に文句を言った、すると…
主催「あなたは一番に選ばれた、一度優れた人間を陥れて試してみたかった。あなたは一番に選ばれた、あなたは今から試練を乗り越えなければ一生元には戻れないだろう」
何を言っている…?聞くからに自分勝手な願望のように聞こえた。俺は何故みんなの反応がおかしいのかを再度聞いた。すると…
主催「今は、あなたが悪いことを言おうとしたら逆の意味になるように聞こえているのです。そして、良いことを言ったとしても悪いことを言ったことにはならない。あなたは試練をクリアしなければこの状態を元に戻せないのです」
………なんだ?なんで俺なんだ?正直ややこしくなってきて混乱しそうになっていた。そして、もうやるしかないという感情しか出て来なかった。
「…いいぜ、やってやるよ」
俺はそう答えた。
こうして俺は嵌められ、元に戻るための試練とやらへ挑戦することになった。
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