夏休みです!

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「料理長は居るか?」 「はい、お嬢様。こちらに」 ラーナが厨房に着いて、料理長を呼ぶと料理長と思われる人が出てきた。 「今日のランチを頼む。それと彼が厨房の一部を借りたいそうだが、大丈夫か?」 ラーナは皆のオーダーが書かれた紙を料理長に渡す。 「そうですね………まあ、汚したりせず、後片付けさえちゃんと行ってくれれば、問題は無いです」 料理長は紙を受け取りながらそう答える。 「それじゃあ使っても良い所を案内してあげてくれ」 「わかりました。それでは……」 料理長は厨房に戻っていったので、天神はそのあとを追った。 ラーナは皆のいる所に戻っていった。
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