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「はーぁ国語のテスト出来なかったなー」
「じゃあ聞くぞ?何点だった?」
「えーっと87点」
「……お前の考えるいい点って何点だよ」
「最低90点」
「……本当に凄いよお前」
俺こと天神龍一は数少ない親友の一人である赤城秋水と一緒に下校していた。
「そうか?俺のような化け物と一緒にいるお前の方が凄いと思うぞ」
「…何度も言わせるな、お前は化け物じゃ無い。ただ生まれた環境が特殊過ぎるだけだ」
周りが天神の事を化け物と呼ぶのは一歳で話をしたり、小学校一年生で高校生相手に無傷で勝ったりしていたからだ。
ちなみに天神の両親は元々天神のスペックが高い事を知っていたのか武道や作法等ありとあらゆるものを天神に教えていた。
「ははは分かっているって…おっと俺はこっちだからじゃあな」
「おう、じゃあな」
赤城と別れて曲がり角を曲がった時、車が目の前にきた。そして俺は
それをジャンプして避けた。
その後も看板が落ちてきたり、動物園から脱走してきたライオンに襲われたりしながらも家に着いた。
しかし後ろから突っ込んできた車に気が付かず玄関と車のサンドイッチにされて絶命した。
「なんて日だ!!」
そう思いながら…。
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