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「【ウィンドカッター】」
「【アクアカッター】」
「【フレイムボム】」
「【ダークレーザー】」
「【カオスレーザー】」
風で造られた斬撃に水で造られた斬撃、炎の爆弾に黒と灰色のレーザーが浜で暴れているクラーケンの脚を斬り裂いたり、破壊したりしている。
「はぁ…はぁ……どうだ!」
グランが疲れた顔をしてクラーケンを見る。
「いや、また駄目だ」
しかし、ラーナがその言葉を否定する。
その言葉を聞いて皆はクラーケンの方を見ると、先程の攻撃で無くなっていた脚が再び再生していた。
「何なのよ……」
「しかし、何でこんなところにクラーケンが?普通なら目撃されたらここら一帯の海辺は封鎖されるのに…」
クラーケンのランクはSSSランク。現れたら手を出さずに通り過ぎるのを待てと言われている魔物だ。
では何故、手を出すなと言われている魔物に手を出しているのか。
それの理由は、偶々この浜にいたAランク保持者の冒険者が現れたクラーケンに手を出してしまい、クラーケンの怒りを買ってしまったからだった。
因みにその冒険者は気絶してクラーケンの脚に捕まっている。
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