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ガササササ
「ひいいいいっ」
竹林が音を立てた。
「……しばらくでござる」
「夏……河?え?
流星にも見えてるよな?」
「お。お帰り夏。」
グラスを渡す。
「かたじけないでござる」
「お前、機内で時代劇観たのか」
夏河は海外で久しぶりに触れた日本語に染まって帰ってくる。
耳が語学吸収モードのままなんだろう。
「空港で忍者好きのアルメリア人に捕まって、捕物帳を見せられたでござる」
「それはともかく、流星。
俺が夏河で夏河が俺で、って何だよ!」
「階段ゴロゴロでござるか」
夏河がスルメにチョコをつけて食べている。
「夏は黙ってろ」
「信じると思わねーだろ。
あ、次はホラー書 か な い か」
「断るーーーーー!!!」
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