~プロローグ~

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私は、幼稚園の年長の時……君の住む徳島に、東京から引っ越してきたんだ。 もしかしたら……あの時から、私は……君に恋をしていたのかもしれない……。 幼稚園に、なかなか馴れない私に、君は、優しく声をかけてくれた。 いつも、一人でいる私に、毎日、話しかけてくれた。 そんな君の笑顔に、ドキッ……としたのを……今でも覚えてるから……。 思えば……私の初恋は……君だったのかもしれない……。 だけど……その気持ちを伝えられないまま……気づいたら……高校生になってたんだ……。
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