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うう、やばい。
今日が終わるまで、後一時間。
それまでにこのレポートを仕上げないと、単位がヤバい。
ああ、大学生にもなって宿題に追われるなんて。
こんな授業、受けなきゃよかったんだ。
しかし、こりゃやばい。
瞼は重いし、意識は不安定。
缶コーヒーでは抑えられないこの眠気。
ダメだ、こりゃ・・・。
落ちたな、これは・・・。
ーーその時、凄まじい音が聞こえた。
人間の声！
首を折られんばかりに絞められ、絞り出させられているかのような痛
ましい女の絶叫！
眠気なんてたちまち消え失せた。
このアパートのすぐ近くだ。
「助けてぇ！ 助けてぇ！」
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