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「せいっ!せいっ!」
真源(しんげん)空手道場に通う生徒たちが正拳突きの練習をしていた。
生徒たちの視線の先は、指導者のあすみの胸に注がれていた。
突きを一つするたびに
ぶるん、
ぷるん、
ぶるん
ぷるんと揺れが起こってる。
それは道着の上からでもあきらかであった。
「そこ!よそ見をしない!」
正拳突きをしながらあすみが怒鳴る。
あすみは自分の胸に注目が集まっていることに気づいていない。
これがさらに時間が経つと道着が乱れ始め、
谷間も見え出すという特典つきだった。
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