CASE3:ケイちゃんの場合

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「ケイの足、すっごくキレイ」 細いし、長いし。 羨ましい。 「そう? 梨央は気にしすぎだと思うけどな」 ……競輪選手並の太もも? 確かに、顧問のあの言葉はトラウマってゆーか。 元々気にしてたのに追い打ちかけられて、コンプレックスでもあるけど。 でもやっぱり、太い、と思うの。 自分でも。 「あのさ梨央。人目気にしたほうが、キレイになるのよ」 「人目なら、気にしてますが……」 「違う」 と。 ケイはすっと手を伸ばして来て。 「ちょ……っ! 何すんの!?」 私のスカートの裾を、持ち上げた。 「だから、人目をね」 「言ってる意味が……」 ずっと隠してきた太ももが、無防備に空気に触れて。 ……ついでに、ケイのもう片方の手も触れた。 「ちょっと!」 「見せたほうがいいんだって。絶対、引き締め効果あるよ」 言いながら、ケイは私の太ももをなで続ける。 「やだ、ちょっと! ケイ!」 「うん、キレイだよ、梨央の太もも。もっと見せてよ」 「やだってば……っ」 さわさわと、ケイの手が動いて。 なんだか、変な気分に 百合 書けない……((((;゜Д゜)))!!!! スミマセンでしたーーー( ;∀;)
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