第1章

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つんつんつん。反応なし。 「ほぉ! アタシを前に二度寝なんて、ね」 楽しそうな声が上がる。自室でもない部屋で少女が勝手知ったる我が家のように机からサインペンを取り出した。 「さて、なんて書こうかな。肉はありきたりだし、悩む。悩むわ」 と言いつつも、手先は迷わず動いていく。
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