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例え、体の一部を欠損しようが、それを止めることはできない
能力の優劣はわかりやすい
だが、それが強者と言い切れるのか?
雄叫びが上がった
欠損した体で動き出す
それに呼応するように動く
体の至る所が悲鳴をあげている
再び雄叫びがあがった
それが自分の奥底から響き渡ったいるのに気づかない
きっかけは一瞬でいいのだ
覚悟を決めたもの……
命と引き換えにしても押し通さなければならないもの
道を通ってきたものは道に見合うほどのものをもっているのだ
風と戯れるものは何処へでも行くのだ
だから、誰にも負けない
負ければ自由はない
でも強いから自由ではない
縛られず、自分の意思を通せるから自由だ
自分が自分と認め、自分自身で大地に立てるもの
負けはしないのだ
一歩を……
全てを押し通す、一歩
絶対的な意志力を宿した一歩を
ほら、また道が開けた……
僕たちは自由だ
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